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ストリートダンスに影響を与えたおすすめの映画10選

2022-10-20

ストリートダンスの映画

ストリートダンス界には様々なターニングポイントが存在しています。

例えば、1977年に公開された映画『サタデーナイトフィーバー』は、ディスコブームを世界中に巻き起こしました。

音楽とダンスの楽しみ方を全世界に普及させ、多様な音楽ジャンル創出に寄与しました。

1983年に公開された映画『フラッシュダンス』は、ディスコ文化を大きく進化させ、競い合うダンス"ブレイクダンス"を世界中に広めました。

これにより世界中の若者がブレイクダンスに夢中になり、ストリートカルチャーを形成することになります。→Break Dance(ブレイクダンス)ってどんなダンス?

ストリートカルチャーが根付いた1993年、『天使にラブソングを2』では、音楽とダンスは人種や性別・年齢関係なく楽しむことができる素晴らしいカルチャーであることを世の中に再認識させました。

このように、ダンス界には様々なターニングポイントがあり、それらを席巻したのは間違いなく映画です。

今回はストリートダンス界に大きな影響を与えた映画について解説します。

ダンサーはもちろんのこと、純粋に楽しむことができる映画ばかりですので参考にしていただけると幸いです。

サタデーナイトフィーバー【1977年】

サタデーナイトフィーバーの画像

1977年に公開されたジョントラボルタ主演の映画です。

ダンスと青春とアメリカ社会の格差が描かれており、当時のアメリカのリアルを知ることができる内容です。

この映画はディスコブームの火付け役であり、ディスコ音楽を世界中に広めました。

ディスコはストリートダンスの起源!!ダンサーなら一度は見てほしい映画です!!

また、主演のジョントラボルタと楽曲を提供したBee Geesをスターダムに押し上げた名作です。

Bee GeesのStaying Aliveは誰しも一度は聞いたことあるはず!! ↓↓クリックしたらそのままサンプルが流れます↓↓

ディスコの起源、是非ご覧ください。

1人の若者の成長をクールなダンスシーンを織り交ぜながら描いた青春ストーリー、『サタデー・ナイト・フィーバー』。塗料店で働くトニー・マニロの唯一の楽しみは、仕事の後、ディスコに繰り出して踊り明かすことだったが、彼はそんな先の見えない退屈な日々から抜け出したいと思い始めていた……。ビー・ジーズによるサウンドトラックも名盤となり、『サタデー・ナイト・フィーバー』はアメリカン・カルチャーの殿堂入りを果たした伝説の映画

WILD STYLE(ワイルドスタイル)【1983年】

WILD STYLEの画像

1983年にアメリカで製作された映画です。

これを観なければHipHopは語れないと言われる程、HipHop文化形成に寄与した映画です。

グラフィティアート(スプレーで地下鉄や高架下に絵を書くこと)が得意のレイモンドが夜な夜な違法アートを製作しおり、ある日新聞社からの正式なお仕事依頼が舞い込み、仕事として描くこと、好きに描くことの葛藤が描かれています。

正直、ストーリーとしては普通なのですが、HipHopの描写と出演者が凄い.....

HipHopの構成要素である、

HipHop4大要素

  • Breakin'
  • MC
  • DJ
  • Graffiti

これらが全部この映画に詰まっています。

出演者はRock Steady Crew、グランドマスターフラッシュ(スクラッチの神)、これは必見の映画です。→DJの歴史について

【DJ/ラップ/ブレイクダンス/グラフィティ・アート。ヒップホップが始まる瞬間を切り取った、今こそ観るべきマスターピース!1982年、ニューヨーク、サウス・ブロンクス。グラフィティライターのレイモンドは、深夜に地下鉄のガレージへ忍び込み、スプレーで地下鉄にグラフィティを描いていた。レイモンドのグラフィティはその奇抜なデザインで評判を呼んだが、違法行為のため正体を明かせずにいた。ある日、これまでに何人ものアーティストを表舞台に送り出してきた新聞記者のバージニアから仕事の依頼が舞い込むが、仕事として描くことと自由に描くことの選択に思い悩む…。】

フラッシュダンス【1983年】

Rock Steady Crewの伝説の1分↑↑

1983年に公開され大ヒットした映画フラッシュダンスは、世界中にブレイクダンスを認知させた映画です。

ストリーも素晴らしいですが、ストリートでブレイクダンスを披露するRock Steady Crewは全世界に衝撃を与えました。

Rock Steady Crewがパフォーマンスしたのはたった1分ちょっと!!それで世界中が熱狂するなんて....

このシーンで流れたジミーキャスターバンチのIt's Just Begunは未だにB-boyが愛する楽曲となっています。↓↓

また、The Spartanic Rockersの宮田氏は世界中のB-boyに、

『ブレイクダンスを始めたきっかけは何?』と聞いて回り、殆どがフラッシュダンスと答えた

と語っていました。

それほど世界に影響を与えた映画です。

ストーリーも素晴らしいですが、主題歌のIrene Cara(アイリーンキャラ)のWhat A Feelingがいい楽曲すぎて泣けてきます。↓↓クリックすると無料で流れます↓↓

【昼は溶接工場、夜はクラブのダンサーとして働くアレックス。彼女の夢はいつかプロのダンサーとなって有名になること。ダンスへの情熱なら誰にも負けない自信があったが、オーディションの会場でまわりの雰囲気に圧倒され、その場から逃げさってしまう…。彼女のダンスにかける情熱とスターダムにのし上がる軌跡を描いています。】

BREAKIN'(ブレイクダンス)【1984年】

ブレイクダンスは1984年にアメリカで公開された映画です。

正直に言います、ストーリーは微妙です(笑)しかしダンスシーンが多く画期的な映画です!

Breakin’だけでなく、Poppin’やアニメーションのシーンが有名です。

また、クラフトワークの楽曲が使用されテクノ音楽の流行にも寄与しました。↓↓Popperが愛してやまないクラフトワーク↓↓

全世界が驚いたシーンブガルーシュリンプのムーンウォーク↓↓

マイケルジャクソンのダンスの師匠、Pop N Taco(ポッピンタコ)も出演しています。

HipHop黎明期の素晴らしいパフィーマンスばかりで、ダンサー必見の映画です。

【ダンスに全てを賭けた若者たちの挑戦を描いた青春サクセス・ストーリー。ケリーはプロのダンサーを目指し、日夜、夢を追い続ける一人の女性。そんな彼女がある日、友達に誘われ出向いた海岸沿いの街で、今まで見たことも無い斬新なダンス“ブレイク・ダンス”を踊る二人の青年に出会い、運命を変えられる.....】

BEAT STREET(ビートストリート)【1984】

BEAT STREETは1984年にアメリカで公開された映画です。

この映画はフレッシュダンスと同じくらいB-boyに衝撃を与えた映画で、

ポイント

  • ダンスバトルの実際の映像が初めて配信された
  • DJがかける楽曲がかっこよくブレイクビーツが普及した(Breakers Revengeは今でもダンスシーンの定番)
  • Breakin’以外のジャンルもバトルに参加している(Poppin’もダンスバトルで披露されています)

などなど、当時のダンサーの度肝を抜く映像ばかりでした。

ダンスバトルのお手本となった映画でもあります。

B-boyの定番楽曲となったBreakers Revenge↓↓

この映画は多くのダンサーのお手本となりました。

【80年代ブロンクスの街、HIPHOPを自らの一部として貧しくも力強く笑う人々の生活を生き生きと描く。Rock Steady CrewとNew York City Breakersとのバトルは必見!!】

クラッシュグルーブ【1985年】

『クラッシュグルーブ』は1985年にアメリカで製作された映画です。

1980年代~1990年代のアメリカを代表するHipHopレコード・レーベル「デフ・ジャム・レコード」を立ち上げるまでの実話に基づき映画が作られています。

この「デフ・ジャム・レコード」ですが、かなり有名なレコード会社で、Run-D.M.C.、ビースティーボーイズ、LL・クール・J、パブリック・エナミー、EPMDなどなど.....

今では考えられないほどの売れっ子たちを抱えていた伝説的なレーベルだったのです。

ストーリーは微妙です(笑) 若かりし頃のRun-D.M.C.やビースティー・ボーイズが観たい方は是非!! 

【ヒップホップ名門レーベル「デフ・ジャム」の設立物語。ラッセル・シモンズ以外はリック・ルービンを含め、ランDMCやカーティス・ブロウが自分ら役を演じている。また若かりし頃のビースティー・ボーイズやLLクールJのパフォーマンスも観られる】

天使にラブ・ソングを2【1993年】

これは誰もが知る名作ですね!!

1993年にアメリカで公開された名作です。

ウーピー・ゴールドバーグの型にはまらないシスターっぷりは話題を呼びました。

この映画はシンプルに『音楽とダンスは楽しい』ということを表現しており、人種・年齢・性別関係なく楽しめる音楽とダンスは最高だというメッセージを感じます。

Oh Happy Day派とJoyful Joyful派に分かれるところです。どちらも素晴らしい楽曲です。

また、型にはまらず自由に創造することの重要さも教えてくれます。

映画はゴスペル的な表現が多いですが、ダンサーもかなり勉強になる作品です。

【破天荒シスターのデロリスが高校の音楽クラスの不良生徒を相手に奮闘する。対立する中、学校閉鎖の危機を知ったデロリスと生徒たちは、学校存続のために聖歌隊を組んで、コンテスト出場を目指す。不良生徒が改心し音楽に目覚める姿は観る人を感動させる。】

You Got Served(ユー・ガット・サーブド)【2004年】

You Got Served(ユー・ガット・サーブド)の画像

2004年にアメリカで公開され、New Schoolの教科書的な映画となりました。

ダンスとケンカと友情を描いたストーリー的には普通の映画ですが、『New Schoolのダンスバトルはこう!!』みたいなお手本を築きました。

迫力満点のダンスシーンは必見です!!

興行成績が非常に良く、2011年にはYou Got Served Beat the worldという続編も公開されています。

【ロサンゼルスのダウンタウン。互いに無二の親友と認め合っているストリートダンサーのデビッドとエルジン。彼らのチームはストリートダンス・バトルで常勝し、他のチームからも注目される存在だった。だがある日、彼らは麻薬取引のトラブルに巻き込まれ、チームが決裂してしまう。そして、それぞれ別のチームで持てる技のすべてを駆使し、賞金とプライドを賭けてコンテストでの対決に挑む...】

RIZE【2005年】

RIZEは2005年にアメリカで公開された映画です。

ストーリーはお決まりの感じで.....  ギャングになるのか、ダンスで一旗揚げるのかみたいなストーリーですが、何といっても『KURMP』という新しいスタイルを浸透させた映画です。

トミー・ザ・クラウンが創ったクラウンというダンススタイルと、弟子であるタイト・アイズが創ったクランプというダンスがバトルをするのですが、New Schoolの新しいカルチャーが築き上げられたことは間違いありません。

KRUMPは「Kingdom(王国)」「Radically(根本)」「Uplifting(高揚)」「Mighty(偉大)」「Praise(賞賛)」の頭文字から創られた造語です。

研ぎ澄まされた肉体を激しく振り動かして踊る最先端のダンス・スタイルクランプ・ダンスに人生を掛ける人々の姿を活写した長編ドキュメンタリー。

BURLESQUEバークレス【2010年】

バーレスクの画像

バーレスクは2010年にアメリカで公開された映画です。

クリスティーナ・アギレラの映画初主演とあって、注目されました。

田舎から出てきたクリスティーナ・アギレラが、歌手という夢を叶えるために奮闘するサクセスストーリーなのですが、アンダーグラウンドからメジャーに飛躍する様が非常に素晴らしいです。

このままアングラの世界で食っていけるのだろうか』みたいな悩みを解決してくれる映画で、勇気をもらえます。

悩んでいるダンサーは是非ご覧ください。

【バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。しかし、かつて栄華を誇ったそのクラブも経営難に陥り、新たなスターの登場を待ち望んでいた。一方、歌手になることを夢見るアリは、片田舎を離れてロサンゼルスを目指す....】

以上がストリートダンスに影響を与えたおすすめの映画10選でした。

ストリートダンスにはターニングポイントがいくつも存在し、その多くが映画の影響を受けています。

ダンスに行き詰まったらこういった原点に戻り、ゆっくり映画を観るのもいいですよ♪

それじゃ、See you next time!!

  • この記事を書いた人

ダンスの歴史書の先生

ブラックカルチャーを心底リスペクトしダンスが好きな30代。 ダンスを知らない人にはダンスの魅力を、ダンスをしている人にはもう一段階上手くなるような情報や歴史を面白く伝えるメディアです。

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