ダンスは独学でできるのかという問題...
ググってみると色々なご意見があったり、Yahoo!知恵袋には大量の投稿があったり、なかなか本質的な答えが見当たりませんでした。
個人的にはYouTubeとかTikTokとかで調べればある程度のことは出てくるし、スクールに通わなくても独学でダンスができる世の中になったと思います。
そんな中、先日Kento Moriさんの記事を書いているときに『あ〜これはとっても大事だなぁ』と思うことがあって、
教えてもらえないが故に自分で想像することができるし、教えてしまうとそれ以上に考えなくなりますよね。
手取り足取り教えてもらうこは、時には重要かもしれないですけど、僕自身は18歳までそれをする必要はないと思っています。
無教育の教育を子供達にはやっていて、彼らのイマジネーションだったり想像力を絶対に殺したくないし、10人踊れば10人違うはずで、『このステップはこうでなきゃいけない』というはずは無い。
だから自由に踊らせます。
インタビューより
また、似たようなことをBeBop CrewのYoshibowさんも話されていて、

技術は教えられんもんね。
分からんもん......
チャンプルGold Dancerより
他にも黄帝心仙人さんは著書『究極軸』の中で、
教科書どおりに満遍なく全身の動きを練習していたら、いまごろは別の仕事をしていたことだろう。
みなさん奥が深い...つまるところ、ダンスに正解なんて存在せず、好きに踊ればいいと思うのです!!
それらを鑑みて、私が導き出した答えは、
独学?orスクール?
- 早く上達したいのであればスクールへ行く
- 唯一無二のオリジナリティを身に付けたいのであれば独学
上記について少し掘り下げてみます。
独学が良いのかスクールに通うべきか迷っている方の参考になれば幸いです。
独学・スクールのメリット・デメリット

独学とスクールに通うメリット・デメリットについて考えてみました。
それぞれを否定する訳ではなく、特徴を知って欲しいと思います。
独学のメリット
ストリートダンスを独学でするメリットはおおよそ下記3つ。
独学のメリット
- 誰にも教わらないので唯一無二のスタイルが身に付く
- 誰にも教わらないので創意工夫をするようになる(練習方法・新しい技...etc)
- 誰にも教わらないので習得には遠回りをするが、オリジナリティ溢れるダンサーになる
独学のデメリット
ストリートダンスを独学でするデメリットは下記。
独学のデメリット
- 誰にも教わらないので上達が遅い
- 孤独な練習に耐えなければいけない
- 挫折する人が多い
スクールのメリット
スクールに通うメリットは下記。
スクールのメリット
- 先生がいるので上達が早い
- 仲間と一緒に上達できる(孤独ではない)
スクールのデメリット
スクールに通うデメリットは下記。
スクールのデメリット
- 他人に教わるので個性が出にくい
- 先生のコピーになってしまう
独学もスクールに通うのも一長一短です。
個人的には、Kento Moriさんが仰っていた『手取り足取り教えてもらうこは、時には重要かもしれないですけど、僕自身は18歳までそれをする必要はないと思っています。』
僕はこの意見に賛成!!
ダンススクールを否定する訳ではありませんが、お膳立てされたダンスレッスンでは成長が頭打ちになります。
どこかのタイミングで自ら考え、自ら創意工夫をし、オリジナリティを身につける必要があるように感じます。
ダンスで食っている人は例外なしに個性(自分のダンス)を持っています。
もしダンスで食っていきたい人は、自分の頭で考え独学でダンスを練習すると良いかもです。
独学でダンスをする場合何から始めればいいのか?

独学でダンスをする場合のロードマップを考えてみました。
①ジャンルの選定
まずは自分の踊りたいジャンルを選定します。
自分がかっこいいと思ったり、ビビッドに感じたジャンルで構いません。
②ロールモデルを見つけて真似する
ジャンルを選定したら、そのジャンルの卓越したダンサーや、好きなダンサーを見付けます。
あとはひたすら真似するだけでOKです。
難しいことは何も考えずに、そのダンサーをモデルに、ひたすら真似すれば良いです。
リキジャクソンことENHYPENのNi-Kiが身をもって証明しています。
圧倒的に練習する
黄帝心仙人さんのTwitterを見てて、『これもめっちゃ大事だな〜』と思ったツイートが下記↓↓
結局のところ、圧倒的に考え練習することが必要という当たり前の答えに着地しました。
ポイント
- 人がやらないことをやる
- 人がやれない量をやる
- 圧倒的に継続する
当たり前ですが、この3つが大事ですね。
独学での練習方法

独学で自分と対峙して練習することがオリジナリティを身に付けることに繋がります。
ここではいくつか練習方法をご紹介します。
全て自己完結させる
自分の推しダンサーが見つかったら徹底的に真似をします。
学ぶの語源は真似ぶと言われていて、真似をすることが上達の近道です。
オリジナリティを身に付けることと矛盾しているように思いますが、自己完結させる(一人で練習する)ことに意味があります。
自分一人で練習することは、自分で考えてトライ&エラーを繰り返すことと同義です。
元ネタは推しダンサーの真似ですが、一人でやることによってオリジナリティが身に付きます。
海に行って波を表現する
確か黄帝心仙人さんが言われたと記憶しています。(ちょっと定かではありません...)
海に行って波を体で表現する練習方法です。
波は一定のリズムで打ち寄せますが、うねり方、崩れ方は一定ではありません。
Popでよく使われるウェーブですが、そもそもの起源は海に打ち寄せる波で、それをそのまま自分の体で表現する練習方です。
腕だけでなく、体全身を使って波を表現します。
海で一人で踊っていたら変人ですけどね(笑)
授業中にヒットを打ちまくる
これは僕が実践していたことですが....(笑)
暇な会議中でも構いません、二の腕とか首とか周りにバレにくい箇所のPopを打ちます。
1日7時間〜8時間の練習時間の捻出は難しいですが、空いた時間の有効活用は可能です。
会社や学校で変人扱いされない程度に練習しましょう。
以上が、ダンスは独学?・スクール?についての解説記事でした。
オリジナリティを身につけて頑張ろ〜〜〜
それじゃ、See you next time!!