Kento Mori(ケントモリ)は、マイケルジャクソンやマドンナが認めた日本が世界に誇るスーパーダンサーです。
マドンナ、マイケルジャクソン以外にも、クリスブラウンの専属ダンサー、アッシャーの専属ダンサーとしても活躍し、世界のビッグネームが彼のパフォーマンスを欲している、そんなダンサーです。
ストリート出身の僕も凄いな〜って遠くから応援していたのですが、少し前にElectric Boogaloos(エレクトリックブガルーズ)のポッピン・タコ(Poppin Taco)と一緒に踊っているのを見てさらに衝撃を受けました。
それがこちら↓↓
Boogalooもイケるんか〜ぃ!!!Tutもうめぇ〜〜〜
今回は何でも踊れてしまうKento Mori(ケントモリ)について深掘りしてみます。
Kento Mori(ケントモリ)のwiki
日本が世界に誇るダンサーKento Moriについて掘り下げてみます。
Kento Mori(ケントモリ)のwiki
ケント・モリ(Kento Mori)こと、森健人さんは1985年生まれ、愛知県出身のダンサーです。
祖母と英会話の先生であった母の影響で、幼い頃からマイケルジャクソンやマドンナの音楽を聞くようになります。
大学進学後、ダンスを学ぶツアーに参加するためへLAに渡り、それがきっかけで世界への想いが強くなり、2006年に21歳で大学を中退し単身渡米し本格的にダンス活動を開始します。
退路を断つ決断が凄いよね、戻る場所を無くして腹を括ってる感じがする!!
その甲斐あってか、2年後の2008年にはマドンナのワールドツアーダンサーに抜擢され世界中を周ります。
2009年にはマイケル・ジャクソンの「This is it」のオーディションに日本人で唯一合格し、2年契約を交わすもマドンナとの契約中のためそれを断念します。
彼を一躍有名にしたのが、2009年のマドンナのライブでマイケルの追悼パフォーマンスをしたことです。
マドンナとマイケルジャクソンは色々な噂がありましたが、一緒にパフォーマンスをすることはありませんでした。
追悼とは言えステージでマイケルのことを盛大に取り上げることは異例でした。
その後Kento Moriは様々なアーティストのダンサーとして活躍をします。
近年では、音楽とAR技術を掛け合わせたパフォーマンスを披露し、新しい取り組みもされています。
活動を共にしたアーティスト
2010年頃にダンサーとしてアメリカに永住権を取得してからは活躍が目覚ましく、世界的に有名なアーティストのダンサーとしてキャリアを重ねます。
ポイント
- チャカ・カーンバック...ダンサー
- ニーヨ...バックダンサー
- トニー・ブラクストン...バックダンサー
- クリスブラウン...専属ダンサー
- アッシャー...専属ダンサー
- マイケルジャクソン...未発表アルバム『Xscape(エクスケープ)』のアワードショーやミュージックビデオの専属ダンサー
アメリカの名だたるアーティストのダンサーを務めています。
日本でもSMAP、加藤ミリヤなどの振付や演出を手がけています。
ENHYPENニキとの関係
ご存知の方も多いと思いますが、NI-KIは韓国の人気グループENHYPENのメンバーです。
彼の才能を発掘したのがKento Moriです。
NI-KIは、2014年Kento Moriが主催するCMのオーディションで勝ち抜き、共演を果たします。
その後フジテレビの27時間テレビで奇跡的に共演を果たします。これがきっかけでNI-KIの知名度が上がったような気がします。
Kento Mori(ケントモリ)の凄さ
ケントモリの凄さについて考察してみました。
(写真はアッシャーと....凄い....)
退路を断つ決断
当然ながらダンサーとして超一流で、世界のビッグネームからご指名を受けるスキルを持っています。
しかし、僕は彼の生き方に凄さを感じました。
彼は大学を中退してアメリカに渡りダンスを学んでいます。
「大学に在籍したまま行ってもいいんじゃないか」と父は言いましたが「背水の陣で臨みたい」と伝えました。
ダンスアーティスト ケント・モリさん 祖母と母から受け継いだマイケルへの愛
リスクヘッジして行けという親に対し、リスクヘッジなんかしていたら世界では戦えないという決断をし、『退路を断たなければ事を成すことができない』と幕末の志士のような覚悟を感じました。
大成している人の共通点として、腹を括ったらリスクなんか気にせず前に突き進む凄みのようなものがあります。
まさに彼もそれを持ち合わせていて、ダンス界での地位を築きました。
この決断ができる人はなかなかいませんよね
ダンサーの地位向上に寄与
現在では新たな取り組みをされていて、ダンサーの地位向上に貢献されています。
例えば、ダンサーはアーティストのMVに出演するときは数万円の報酬を貰って終わりの世界でした。
それゆえ、出演したMVがどんなに売れてもダンサーの報酬は変わらずそれ以上儲けることができません。
そこにメスを入れたのがKento Moriです。
楽曲とそれに関連する一時利用収益の分配を約束する制度を設計し、ダンサーが永続的に収入を貰える仕組みを創ろうとしています。
ダンサーの世界において、エンターテイナーの最高峰ともいえる大物アーティストの専属ダンサーに選ばれるということは最高の栄誉であり、ケント・モリは社会的にも経済的にも満ち足りた領域へと足を踏み入れました。しかし、そんな彼ですらダンサーであることの限界を打ち破り、権利を獲得することはありませんでした。
(中略)
エンパワーメント契約は、楽曲における振付けに限定される権利ではなく、今後楽曲とそれに関連する一時利用収益の分配を約束するものです。その背景として、ダンサーの役割は振付けを提供することだけではなく、ブランディング、広報も含んだ幅広いものとなってきているからです。動画プラットフォームの台頭により、エンタテインメントがより視覚的なものになりつつあることから、今後ダンサーの提供できる価値は更に高まっていくと想定されます。
https://newscast.jp/news/5997525
これにより、ダンサーの収入を確保しダンスで食えない状況を打破しようとされています。
この制度が広まれば本当にダンス業界は変わります。
めちゃくちゃ期待しています。
以上が、Kento Moriの解説記事でした。
彼の頑張りに追従したいと思うこの頃です。
それではこの辺で、See you next time!!