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B-boy Shigekixの凄さ【世界を視野に入れた10代からの生き方】

2023-01-28

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Shigekixの解説

ブレイキンを始めた時、自分は周りで一番歴が浅かった

チームに入った時、自分はメンバーの中で最も下手だった

でも1度も悲しいことは無かった

1番になることに燃えていたから

世界大会に出場し始めた時、自分はいつも最年少で体格も経験値も劣っていた

でも1度も辛いなんて思わなかった

またそこで1番になることに燃えていたから

"その時その瞬間、常に高みを目指しベストでいる事に命を燃やす"

環境が変わってもこのメンタリティは変わらない

常に挑戦し続けること

今日という日もまた自分にとって新たな挑戦の始まりである

https://www.instagram.com/p/CVm8CqePUOC/

2021年に19歳のShigekixが、インタビューの際に英語で語っていた内容です。

ダンスが凄いのは当然ですが、頭もよく英語も堪能で人格者でもあり、イケメソなんです。

19歳でこれはマジで凄すぎ....

ちょっと偏見かもしれませんが、スポーツ選手や芸能人のインタビューを聞いてて『こやつ、できる』って思う事があります。

例えば、芦田愛菜ちゃんとか、大谷翔平選手とか、浅田真央ちゃんとか、"喋りが上手"だけでは説明できない人格者オーラのようなものです。

本当に素敵な人だな』って感じさせる魅力みたいなものが彼らには備わっているように思います。

その人格者オーラがShigekixにもあるなと感じました。

彼の人格形成にどんなバックグラウンドがあるのか気になって、ストーカーのようにインスタをさかのぼりました。

すると、『ゲゲゲ、凄すぎ』とか『19歳とか20歳でそんな経験してんだ』みたいな発見をしました。

パリオリンピックのブレイキンで金メダルを取るのは彼しかいないと確信しました。

今回は、心・技・体 揃っているB-boy Shigekixについて掘り下げてみます。

Shigekixについて

Shigekixの画像

パリオリンピックで金メダルの最有力候補とされており、B-boy/B-girlであればこの名を知ら者はいない、それがB-boy Shigekixです。

2018年のユースオリンピックで銅メダルを獲得し、世界最高峰のブレイクダンスのバトルRedBull BC ONE2020での最年少優勝は記憶に新しいです。

さらにRed Bullのスポンサーが付き最年少で All Starsの仲間入りを果たします。

今日本のブレイクダンスシーンで最も勢いがあるダンサーです。

Shigekixのプロフィール

ポイント

  • 本名:半井 重幸(なからい しげゆき)
  • 出身地:大阪
  • 生年月日:2002年3月11日生まれ
  • 所属チーム:Red Bull BC One All Stars/K.A.K.B
  • スポンサー:G-SHOCK/Red Bull/Xperia/Nike/KOSE/RIMOWA

Shigekixの姉も同じくダンサーでK.A .K.Bに所属しているAYANEです。

彼女も世界屈指の実力を持っているダンサーで、パリオリンピックでは姉弟でのメダル獲得が期待されています。

名前の由来

Shigekix(シゲキックス)と言えば、UHA味覚糖から販売されているお菓子です。

重幸という名前とシゲキックスにインスパイアされ、B-boyの先輩に命名されたらしいです。

さらにShigekixは律儀にUHA味覚糖に名前の使用許可をもらい世界大会に出場しています。

それ以来、UHA味覚糖のアンバサダーとしてCMにも出演しています。

ShigekixとUHA味覚糖の画像

さらに、2021年のUHA味覚糖のPR TIMESには

今回までは、当社「シゲキックス」の商品をイメージしてダンサーネームを付けていただいたが、今度からは、Shigekixさんのイメージに商品をどんどん寄せていって、 Shigekixさんの世界観を商品に取り込んでいきます。そうすることによって商品の幅が広がっていくと考えています。

今後注目の“ブレイキン”!世界的Bboy「Shigekix」とコラボ ハード食感グミUHA味覚糖「シゲキックス」商品リニューアル記者発表会

こう記載されていました。

UHA味覚糖から歩み寄る程、魅力的な人物なのです。

UHA味覚糖の判断は正しいです(笑)

ダンスを始めたきっかけ

元々は姉のAYANEとトランポリンをやっており、そこに遊びにきていたB-boyに誘われる形でダンスを始めたそうです。

最初は姉のAYANEがブレイキンを習い、その練習や大会についていくうちにShigekixも踊り始めたようです。

その頃の僕はまだ小さかったこともありAyaneの練習についていくだけで、スタジオではBBOY/BGIRLが練習している方向に背を向けて絵を描いたりしていました。それくらい初めのうちはブレイキンに対してピンときていた訳ではありませんでしたが、BBOY/BGIRLにかわいがってもらったり、何度もブレイキンを見る回数を重ねていくうちに、ブレイキンの魅力にどんどん引き込まれていったようです。

【BBOY Shigekix × Xperia 特別インタビュー】アンバサダーに就任した BBOY Shigekixが語るブレイクダンサーとしてのキャリアとライフスタイル

ダンスを始めたのが2009年の7歳の頃で、4年後の2013年には、世界大会のキッズ部門で優勝をしています。

ダンスを始めて4年で世界の頂点に立つなんて....凄いダンサーです!

Shigekixの凄さと魅力

Shigekixの画像

心・技・体を兼ね備えている

彼の言動や振る舞いを見ていると、おおよそ二十歳のものではないと感じます。

心・技・体を兼ね備えた超一流のアスリートです。

例えば、B-boyとして世界のトップに立つに必要な要素(体の管理・語学力・ダイバーシティ)を小学生の頃から理解しており、その目標に向かって直向きに取り組んでいる姿が伺えます。

添付の写真ですが、彼は11歳で既に英語の投稿をしています...凄すぎ

幼い頃から世界の多様な価値観に触れ、世界レベルの戦いを繰り広げ、ダンス以外の活動でもスポンサーと共に貧しい国に赴き、普通の10代では到底経験できないようなことを経験しています。

10代でこれほどの経験を積み重ねた彼の言動に魅力を感じるのは必然かなぁと感じました。

ブレイクダンスはストリート発祥で素行不良の人がやるものというイメージを払拭し、ブレイクダンスで一流の人間になったロールモデルです。

オリンピックで金メダル候補

パリオリンピックでブレイキンが正式種目となり、ブレイキン強豪国である日本はメダル獲得が期待されています。

それぞれの国内オリンピック委員会からは最大4名(男女各2名)を派遣することができ、日本はShigekixが有力とされています。

オリンピックと同じような形式で戦われる1ON1の世界最高峰のイベント"RedBull BC ONE 2020"のチャンピオンである彼は、金メダルの最有力候補です。

さらに、姉のAYANEもメダル候補で、姉弟でのメダル獲得が期待されています。

Shigekixの功績

2009年(7歳) ブレイキンを始める
2013年(11歳) 「Unvsti 2013(フランス)」キッズソロ部門 優勝
2013年(11歳) 「Hip Hop New School 2013(フランス)」キッズソロ部門 優勝
2014年(12歳) 「Chelles Battle pro(フランス)」キッズソロ部門 優勝
2014年(12歳) 「Red Bull BC One Osaka Cypher」一般ソロ部門 優勝
2015年(13歳) 「The Notorious IBE 2015(オランダ)」キッズソロ部門 優勝
2015年(13歳) 「New Taipei Bboy City 2015(台湾)」一般ソロ部門 優勝
2016年(14歳) 「DANCE@LIVE 2016 JAPAN FINAL」キッズソロ部門 優勝
2016年(14歳) 「WAF world Final 2016(中国)」U18部門 優勝
2016年(14歳) 「BATTLE BAD World Final 2016(フランス)」一般ソロ部門 優勝
2017年(15歳) 「BATTLE BAD Legend 2017(フランス)」一般ソロ部門 優勝
2017年(15歳) 「Red Bull BC One 2017 World Final」 Top4史上最年少
2017年(15歳) Team G-shock アスリート契約
2018年(16歳) 「Red Bull BC One 2018 Japan Cypher」一般ソロ部門 優勝
2018年(16歳)  世界ユースブレイキン選手権 優勝
2018年(16歳) 「Free Sprit Festival Championship(ドイツ)」一般ソロ部門 優勝
2019年(17歳) Red Bull BC One All Stars 加入
2019年(17歳) 「Breakmission 2019(イギリス)」一般ソロ部門 優勝
2019年(17歳) 「Just Battle 2019(中国)」一般3vs3部門 優勝
2020年(18歳) JDSF第2回全日本ブレイキン選手権 優勝
2020年(18歳) 「Red Bull BC One World Final 2020(オーストリア)」最年少優勝
2021年(19歳) JDSF 第3回全日本ブレイキン選手権 優勝
2021年(19歳) UHA味覚糖株式会社アンバサダー契約
2022年(20歳) 「JDSF第3回全日本ブレイキン選手権」優勝
2022年(20歳) コーセーとスポンサー契約
Shigekixの功績(一部)

7歳でブレイキンを始め、4年後の11歳の時には世界大会で優勝をしています。

世界で活躍する人って開花が早いというか、10代で完全に世界に視野を向けています。

①浅田真央さんは14歳でJr.世界選手権で優勝する
➁北島康介さんは高3でオリンピックに出ている
③大谷選手は高校の時に明確に世界を意識して行動をしている

みたいな感じで、10代の頃に頭角を現し、世界を意識したり、世界の舞台で戦っています。

Shigekixもまた同様に10代で世界の舞台で戦っています。

どの業界でも世界で戦うには10代の頃から世界を意識し、自分の身を世界の厳しい環境に置き、そこで負けない技術とメンタリティを手に入れる必要があるんですね。

彼らは常人の何倍もの苦労と経験をしています。だから痛みの分かる人格者が多いのかなぁと感じました。

皆さんは世界の舞台で戦うことを考えたことがありますか?10代の頃は何を考えていましたか?

Shigekixお勧めのムーブ

https://youtu.be/JCXHwGiaL6M

おそらくこのバトルの2人が日の丸を背負うことになるんじゃないかと思います。

日本のB-boyの最高峰の2人です。

正直どっちも凄くて、ジャッジするのが大変なほどハイレベルです。

https://youtu.be/Mj0nNYtq1SY

もう一つがFLAVA JAPANのYouTubeでのムーブです。

これには驚きました。

KOSÉ 8ROCKSのメンバーもプロダンサーで十分凄いのですが、Shigekixがあまりにも凄すぎて霞んでしまってます....

是非ご覧ください、プロ中のプロの意味がわかります。

最後に、NHKのインタビューで語っていたことを紹介します。

Shigekix

僕もブレイキンに救われた1人で、感謝できるくらい、いろいろなことを与えてもらった。ブレイキンが誰かの支えや学びになり、ブレイキンによって人生が豊かになってくれればうれしい。きれいごとではなくて、本当にそう思っている。2024年に向けてブレイキンは勢いを増すと思うし、その後も影響を与えていきたい。

Shigekix「ブレイキンが誰かの支えや学びになれば」 エースの決意

凄すぎ、これで20歳なんて....

見習って生きていこう...笑

彼がパリオリンピックで金メダルを獲ることを祈っています!

-Ather
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